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SENNEISER vs Technics | ワイヤレスイヤホン

今回は久しぶりにオーディオネタにしようと思います。 ワイヤレスイヤホンの聞き比べです。

ここ数年はイヤホンを複数所有することはないようにしていましたが、 たまたま二つ所有するタイミングがあったため、聞き比べしてみようと思います。

今回、聞き比べするワイヤレスイヤホンはこちらです。

それぞれ、似たような金額なので双方で迷うこともあろうかと思います。 少しでも参考になればと思います。 今回はそれぞれよかった点、悪かった点を挙げていきたいと思います。 遮断性や音漏耐性は、1人で行っており分からないので割愛します。 多分それなりに遮断されていると思います。

パッケージ
左 : SENNEISER『MOMENTUN Ture Wireless 3』、右 : Technics『AZ60M2』

SENNEISER『MOMENTUN Ture Wireless 3』

特徴

評価

おススメ度:★★★☆☆

よかった点

ゼンハイザーは以前からヘッドホンを所有しており、もともと音質はかなり好みでした。 このイヤホンもヘッドホン同様に高中低と素晴らしい鳴りっぷりと感じました。 開放型でないため、音は籠りがちですが逆に勢いが増しているように感じます。 ドンシャリ系というよりは、きれい系な感じがします。 低音マシマシではなく、むしろ高音もしっかり聞こえていました。

イヤホンの操作性もよかったです。 イヤホンをタッチするだけで再生停止や次曲に進む前に戻るといった操作ができるのが非常に楽でしたし感度もよいです。

悪かった点

このイヤホンの唯一の不満ポイントが装着感です。 音に限っては好みあると思いますが、装着感は好み関係ないので厳しめです。 『MOMENTUN Ture Wireless 1』も所有していましたが、 『MOMENTUN Ture Wireless 1』のほうが装着感はありました。 『MOMENTUN Ture Wireless 3』になってから耳から外れやすくなったと感じてます。

人混みが多い場所だとかなりの頻度で途切れることがありました。 ワイヤレスなので多少しょうがないですが、途切れる回数が多いとイライラも増してきます。

総評

まず、値段が高いです。 音は文句ないのですが、人混みが多い場所ではよくプツンと途切れることが多いです。 そしてそのままペアリングが解除されることも何回もありました。 私としては音以前に環境に不満が残るイヤホンとなってしまいました。 環境が揃えば音は素晴らしいです。

Technics『AZ60M2』

特徴

評価

おススメ度:★★★★☆

よかった点

装着感がよいです。イヤーピースも6種類くらい用意されていて自身にあったイヤーピースを見つけることができます。 耳に装着する際も無理なく装着できる点がいいですね。 テクニクスはオーディオも含め初めて購入するメーカーでしたが、ハイレゾにも対応しており音質も満足いくものでした。 ハイレゾは「LDAC」に対応した端末を使用することが前提なのですが、私は所有していたのでハイレゾで聞くことができました。 対応する端末が限られているので購入の際は注意が必要です。

人混みが多い場所でもほとんど途切れることなく音楽を楽しめました。 普通のことかもしれませんが、結構重要な要素だと思います。

悪かった点

ゼンハイザー同様イヤホンをタッチするだけで再生停止や次曲に進む前に戻るといった操作ができるのですが、感度がいまいちでした。 タッチしたつもりでも、できていなかったりして不満が残るポイントです。

総評

ハイレゾ対応ながら値段がそこまで高くなく、音質も素晴らしいイヤホンと思いました。 上位機種もありますが、外で移動中に音楽を楽しもうと思うとこれくらいが丁度いいのではと感じました。

最後に

双方でそれなりに機能が変わらないのに値段が『MOMENTUN Ture Wireless 3』は『AZ60M2』に対して税込みで39930円と高いのがネック。 装着面や音楽を聞く環境を考えると『AZ60M2』に軍配が上がりますね。 ただどちらも素晴らしいイヤホンには変わりありません。 それでは、上記のイヤホンで音楽を楽しみましょう!!